アライアンス「自分成長」戦略
- 作者: 平野敦士カール
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2009/04/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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先日(1/11@六本木アカデミーヒルズ)参加させて頂いた講演会でお土産に配布されており、有り難く拝読させて頂きました。
企業戦略から個人に応用できる戦略を学ぶ。。。言うは易しの典型ですが「アライアンス」のくだりだけ見れば、SNS隆盛の世の中においては確かにコストエフェクティブかつ実行しやすいように見えます。
自分ひとりで出来ることなんて限られてるんだから最初から皆様まきこんで御一緒に、というか、巻き込まれたり巻き込んだりしている集まり(=プラットフォーム)の中からしか新しいものは生まれてこない、というお話。
これで終わると軽すぎて何の説得力もないのですが、ちゃんとしたパーソナルアライアンスを育むためにするべきこと、のところで現実はそんなに簡単じゃないよ、というのを思い知らされます。まずはアライアンス以前の基本の部分をちゃんとやりなさい、というのは全く正しくて、もう耳が痛すぎ。
あと、著者の姿/形を見ておくってのは大事ですね。著書に取り組むときのモチベーションが確かに違うと思います。講演とかPodcastとか、もう少し活用しなければ。
以下、メモ。
- P.18 人の命には限りがあります。そのなかで本当に自分が生きたいと思っている人生を実現できることが何よりも幸せな人生であり、本当の意味での成功だと思います。
- P.97 得意分野を見つけ、さらに伸ばしていくために、いますぐ誰にでも出来るように体系的にまとめた5つのステップ
STEP1.なりたい未来の自分のイメージを持つ
STEP2.現在の自分の履歴書をつくる(在籍期間、勤務先、所属部署/役職、仕事内容と期間、実績、どんな失敗をしたか)
STEP3.得意なことや好きなことを明確にする
STEP4.得意分野をまとめて方向性を定める
STEP5.決めた得意分野を、状況を見極め、実行に移す
- P.100 好きな仕事を見つけるには、次の2つの質問を自らにしてみてください。
「億万長者になって、経済的に全く働かなくてもよい状態でも、毎日8時間以上、働いてみたいと思うことは何ですか?」
「あと余命が10年だと宣告されたときに、それでも毎日したい仕事は何ですか?」
- P.141 目利き力を高める人脈の作り方
1.あくまでもビジネスとして相手に貢献する
2.仕事上でいろいろな人と会う機会を増やす
3.モチベーションの高い人を大事にする
4.波長が合う人を大切にする
5.見返りを求めず、まずgiveからはじめる
6.takeは10年タームで考える
- P.154 情報を咀嚼する力を身につける3つの習慣
1.概略をつかむためにパブリックインフォメーションをインプットする
2.情報のインプットは「why?」から入る癖を付ける
3.量稽古をする
- P.174 自分だけのキャッチフレーズで、どこでも通用する人になる。中略。より訴求力のあるキャッチフレーズをつくるポイントは「掛け算でテーマをしぼっていくこと」です。
- P.181 自分のことを完結に分かりやすく伝える「3行自己紹介」。①現在の自分、②これまでの自分、③相手に与えたい自分のイメージ
- P.193 これからのビジネスパーソン必須の「基礎3力」
・アライアンス力(=話す力、聴く力、交渉力、協調力、援助力、指導力、相談力)
・セルフコントロール力(=忍耐力、自制力、慎重力、動機力、気分転換力、自己表現力)
・想行力(=想像力は、ずば抜けた人以外、それほど個人差がない。だから、とにかくまずは行動しよう。1人の力では実現できないかもしれないけど、まわりの人たちの力を合わせて、かたちにしていこう。少しの想像力と多くの実行力」
- P.204 いますぐ自分が変わる「半径3mからはじめる8つの行動」
1.得意な分野を磨く戦略を立て、行動に移す
2.現在の自分のコストパフォーマンスを知る
3.外見を変える
4.目の前のことを一生懸命やる
5.小さな行動から変えてみる
6.半径3mで飛び交う話に耳を傾ける
7.一流の人、モノに近づく
8.人に感謝する&敬意を払う