もう、家に帰ろう〈2〉

もう、家に帰ろう〈2〉

もう、家に帰ろう〈2〉


待ちに待ちまくった続編をようやく入手し、待った甲斐があったとかのレベルじゃない感動に夫婦共々歓喜しております。


「2」はお子さんが生まれてからの家族の情景がメインなので、もちろん自分達の生活と重ね合わせてしまうんだけど、それにしたって写真にちょっとしたコメントをつけたものをほぼ時系列に並べて行くだけで、これだけの感動を伝えることができるなんてのは、やはりプロの表現者って素晴らしい。


写真のクオリティは当然としても、自分のiPhotoの中に溜め込まれている似たような画像に対して、ここまで気の利いたというか愛情のこもったコメントを付けられるとは到底おもえない。


撮るほうも撮られるほうも凄いのと同じで、愛情をこめるほうもこめられるほうも凄いってことなんだろうな。まだ先は長いので精進しよう。


真似することはできないかもしれないけど、何か違和感を感じた時に、藤代さんならどのように解釈し表現するか、という選択肢を持つだけでも人生は豊かになりそうだ。


ちなみに、前作との関連性を意識させるような構成というか演出というか、そのあたりもたまらない。やはりこの先も続いて行くのかな、なんて淡い期待を寄せてしまいますよね。次の節目はなんだろうな。


帯は今回もミスチルの桜井さん。今回も素敵な文章。先日、やはり藤代さんの「愛をこめて」を読んでたので多分そうだろうなと予想してましたw