時代を生きる力
- 作者: 高城剛
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2011/06/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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さりげなく毎月10冊のコミットを2ヶ月つづけてやぶってます。読書のプライオリティを下げざるを得ない2ヶ月だったというよりは自分に甘過ぎた2ヶ月であったということか。今月からまた頑張ります。
「本書は、どのように二十一世紀を生きたらいいのだろうか、について僕が考えた現状分析と今後の展望、そしていくつかの提言である。」とのことで、ハイパーノマドを地でいく高城さんのぶっ飛んだスタンスも何冊か続けて読むと慣れて来るというか、そっちの方向が必然のような気がして来るあたり私はすっかり洗脳されているんでしょうね。
生き甲斐とか仕事とか教育とかも大事なんだけど、もう少し下のレイヤーの話、たとえば水とか食料とかエネルギーとか、このあたりの行く末についての見通しと少なくとも家族は守るための方策については、自分なりの結論を出しておかないといけないなと強く思いましたとさ。
。。。
あんまり感想が無いな。そうあるべきだと思うし、あとはやるだけだし。
メモ:
- P.24 実は311以降、我々が直面しているのは、震災でも原発事故でもなく、この日本式システムそのものなのです。即座に対応できず、責任の所在が曖昧であり、また、システムが極めて不透明だということです。
- P.140 真の復興は、震災だけを指すのではなく、日本式システムの崩壊からの復興であり、その後あたらしい日本がはじまるでしょう。すべては、個人が変えて行く、あたらしいライフスタイルからはじまると思います。
- P.192 もはや何が真実であるのか、が問題ではありません。人の物語はさておき、自分の物語を、迷わず進めるかどうか、です。まずは徹底的な自己との対話なのです。