iPhoneでライフログ ?日々の情報を記録・分析・管理?
- 作者: 音葉哲
- 出版社/メーカー: 辰巳出版
- 発売日: 2010/11/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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一応ライフログって付いてる本は漏れなく目を通しておこうと思うのですが、本書はT澤さんにtwitter経由で教えてもらい何も考えずにAmazonで発注しました。で、2010/11/06の11:00AMぐらいに横浜ジョイナス4F、Cafe La Milleの窓際の席で読み終わって裏表紙を見てみると、初版発行日が2010/11/05。便利な時代になったものです。
ライフログの面白さ/重要性みたいなものに軽くふれ、一方でiPhoneがコンピューティングスタイルをどう変えていくか、みたいな話があって、じゃ、iPhoneでライフログってどうやんの?という流れです。ところどころエッセンスは織り交ぜてあるものの、この構成だと色んなiPhoneアプリを紹介しているだけの本に見えてしまうような気もして、残念。というか、ほとんど知ってる/使ってるアプリだし。
もうちょっとライフログ自体を掘り下げてほしかったです。それ関連の話はP.14〜P.31ぐらい?(あと、はじめにのとこか)。指し示される方向性が面白いだけに、もう少し詳しい話が聞いてみたいと思いました。
メモ:
- 自分にまつわるすべての記録は、ライフログの対象であると同時に、自分の未来を向上させるための材料でもあると思います。P.4
- 記憶と記録の違い、おわかりでしょうか?情報を脳の内部にしまっておくのが記憶で、脳の外部に保存するのが記録です。P.15
- 記録をどう役立てるか?
- 事故を客観的に見直し、未来に活かす(反省型記憶術)
- 覚えておくべきことを記録し、いつでも取り出せるようにする(外部脳型記録術)
- 思いつきをまとめて、新しいアイデアに育てる(ネタ帳型記録術)
- 過去の楽しかった思い出を振り返る(追体験型記録術)
- 蓄積された記憶同士が、新たな関係を持ち始める。
- 気になったアプリ
- デジタル化の目的は、自分がどこにいても必要に応じて情報を参照できることです。重要なのは、①内容を確認できる程度のクオリティ、②容量を圧迫しない軽いデータ、③毛的の情報を素早く見つけられる検索性の3点であって、大容量で高精細なデータを長期保存することではないのです。P.176