どんな時代もサバイバルする人の「時間力」養成講座 (ディスカヴァー携書)

どんな時代もサバイバルする人の「時間力」養成講座 (ディスカヴァー携書)
- 作者: 小宮一慶
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2009/11/19
- メディア: 新書
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今年じゃなくて去年Niseko行ったときに、羽田で小宮さんの「発見力」養成講座を買ってものすごくガッカリして以来、そのシリーズには手を出してなかったんですが、「社長力」あたりから気になり始め、今回の「時間力」は発売が待ち遠しかった一冊だったりします。
勝間さんのPodcastにゲストで出てたときに、喋ると面白いのに文書はつまらないみたいな話になってたのを思い出したりしましたが、もはや昔の話ですよね。読みやすくて面白くてタメになる仕上がりは、やっぱり干場さんのおかげ?
さて本書、どうすれば時間を効率的に使えるか、というノウハウ本ではありません。もちろん時間管理に関するテクニック的なことにも触れてはいますが、徐々にでも自分の存在意義を見出していかないと、何のために生きるのかハッキリさせておかないと、時間力つけたって仕方ないんじゃない?というニュアンスが最高です。
目的を達成するために時間というリソースをどのようにコントロールしていくか。日々を大切に、その瞬間を大切に生きていく、というのは、そういうことなのかもしれない。
メモ:
- どれだけの長さ働くかではなくて、限られた時間の中で、どれだけ、いいアウトプットを出せるか
- 自由度の低い仕事を、やる気を持ってやるか、やる気をなくしてやるか、それが、私たちのアウトプットと成長、つまり腕の上がり方を決めるのです。
- ネガティブな感情はおこる。不満や怒りはだれでも感じる。だからこそ、その時間をいかに短くしていくかが大事
- 志は気の師
- 朝起きられないとか、なんかやる気が出ないのは「志」がないから。自分はこうなりたいとか、こういうことをしないといけないとか、こういうことをして人に喜んでもらうんだとか、自分にそもそもの存在意義が何なのかということが分からないうちはだめです。でも、それが分かったら、じゃあ朝起きて、これやってみようと思うようになります。
- 月間目標からステップアップして長期目標にしていき、最終目的を見つけ出す
- 最初にフレームワークを覚えることです。そうすれば、その後、必要なことを短時間でインプットできるようになります。
- 人脈というのは、私の定義でいうと、電話一本で「あなたのために一肌脱ぎましょう」くらいは言ってくれる人のこと
- 私利私欲ではなく、お互いに高められる関係が、多くを得られる。そういう関係を得られるかどうかは、自分の差し上げられるものにかかってくる。
- 普段からアウトプットの必要に迫れる状態でいること。そうすればネタは自然に入ってきます。
- 意味ではなく、意識を伝えること
- 自分が感動していること、自分が信念としていること以外は、聞き手には決して伝わりません。
- 決まった時間に、毎日同じことをやれる時間を持つ
- やることがたくさんあることそのものではなくて、やることがたくさんあると思っている状態が、私たちの心の余裕を奪うのです。
ToDo:
- 自分の最も調子のいい時間帯を把握する
- その時間に、もっとも創造的な仕事を行うようにする
- その時間帯を最大活用するための段取りを習慣づける
- 毎日会社に行く道すがら会社に行ってやることの段取りを考える
- 前日の夜か、その日の朝、手帳を見て、スケジュールを確認しながら、その日にやるべきことをチェックしておく
- むずかしいインプットも調子のいい時間帯に行う
- ネガティブな感情をRFID+Arduinoで記録する
- 自分の仕事に短期的長期的に必要になりそうなことは、コンスタントにインプットしておく
- 小宮さんの「xx力」養成講座を全部よんでおく
- 定型的なプレゼンテーションにおける意味と意識の使い分けを整理する
- 決まった時間に、毎日同じことをやれる時間を持つを実践する