絶対ブレない「軸」のつくり方
- 作者: 南壮一郎
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2010/12/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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昼過ぎに何故か保土ヶ谷駅ビルの本屋にて購入、あちこちでお勧めされてたのでつい。類は友を呼ぶ(南さんと岩瀬さんは仲良しだそうです)って本人も仰ってますけど、岩瀬さんの著作を拝読したときに味わった何とも言えない読後感に似た感じです。同世代でこれだけ凄い人がいるってのは、やはりものすごくエンパワーされる!(それに比べて・・・みたいなのも拭えませんがw)。
(冷静な頭は持ちつつも)熱いハートでとにかく動いてみなよ、別に失うモノはないんだしさ、という主張はご尤も。ほとんどの場合、色々と考えるばかりで結果として動けていないことの多い自分ではありますが、まれに後先考えずに行動したとき、後になって考えると確かに予想外に良い結果を残してきたような気がします。もっともっと動けるようになるためにはとにかく必然性を作ってしまうことですね、大変よく分かりました。
それにしても、八幡山のフットサルコートの管理人されてたなんて驚愕です。ちょうど同じ頃に割と頻繁に利用してたので、もしかしたら一度ぐらいお目にかかってたかもしれません。
足が止まったときに「南さんならどうするだろう?」と考えるオプションを常に頭に入れておこう。
メモ:
- 「今の仕事を通じて、こんなにも鳥肌が立ったり、嬉しさのあまり抱き合ったり、感動して涙する瞬間はあるんだろうか?」「自分は仕事を通じてどんな人生を表現したかったのだろうか?」P.7
- やりたいんだったら、自分でドアを開けろ。それが、スポーツビジネスに入るために一番重要な、おまえの最初の仕事だ。P.11
- エージェントと会う際に意識していたのは、自分の印象を相手に如何に残すかということ。何かがあったときに、「こいつに連絡しよう」と思わせなければならない。そのために必要なのが、自分に「キーワード」をつけること。額に、「私は何屋さん」という看板を掲げるのだ。P.45
- 夢と真剣に向き合い、自分のやりたいことを突き詰めて行動したら、どうなるのか。結論から言うと、心の底から感動する瞬間に出会える、このひと言に尽きる。P.72
- 学生時代にスポーツを一生懸命やっている人間が、ビジネスでも活躍できる確率が高いといわれるのには理由がある。それは、「打たれ強さ」という言葉に集約できると思う。中略。失敗することは当たり前だと受け止めて、どうやったら成功するかを一生懸命考えて次のチャンスを愚直に狙う。逆に、打たれ強くならなければ、続けていくことさえ不可能なのだ。P.104
- うーむ、自分も若い頃はスポーツやってたけど残念ながら打たれ強くないです。というか、純粋に楽しめなかった理由が今さら分かりましたけど、要するに失敗を恐れすぎる人はスポーツ楽しめないんですね。
- 自分を変えるための一番の方法は、「自分がなりたいと思える人」の近くにいること。P.111
- いつも積極的に楽しむことを心がけていると、仕事でも何でも、日々のプレッシャーさえも楽しむことが出来るようになる。P.116
- この瞬間の出来事を楽しく解釈するとどうなるか?
- 多くの人は、小さな成功ではなく、大きなホームランばかりを夢見てしまう。そうして自分でハードルをどんどんあげてしまうのだ。P.121
- 「壮一郎の『大志』って何?どういうものを志しているんだ?」「おまえにとっての頂きは何なのか?」P.127
- 南さんが両親から良く言われたことだそうで、自分も子供に問いかけていきたい。そのためには自分が自分のそれを実装している必要がある。
- 自分の欲を見つけ、その欲に対して素直になることが出来れば、熱意や意欲といった行動のためのエネルギーは自然と湧いてくる。「やりたいことリスト」は、眺めるだけで意欲が湧いてくる、自分の導火線に火をつけてくれる「魔法のリスト」なのだ。P.140
- 自分も変化について行きたいと思っているなら、まずはそのための必然性を作ることが重要だ。P.153
無限実行はある意味リスクヘッジでもあるが、違った見方をすれば「無限実行」を美徳とする文化を隠れ蓑にして、リスクを取らない道を選択しているだけのようにも感じる。有限することで生まれたリスクによって、人はプレッシャーを感じる。しかし、このプレッシャーこそが、行動を起こすための最初の原動力となる。P.195
- 3つの手を大切にしなさい。「挙手、拍手、握手」という3つの手には、主体性、尊敬、友情や和を大切にするという意味が込められている。P.208