ガズーバ!―奈落と絶頂のシリコンバレー創業記 (Impress business books)
ガズーバ!―奈落と絶頂のシリコンバレー創業記 (Impress business books)
- 作者: 大橋禅太郎
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2000/08
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 7回
- この商品を含むブログ (19件) を見る
敬愛する禅太郎先生の昔の著作。絶版らしく漸く入手しましたが、実はAmazonのマーケットプレイスで41円でしたw
華やかなサクセスストーリーからは程遠い、ほんとに泥臭い日々を記した本書は何しろリアル。奈落と絶頂のシリコンバレー創業記、なるほどね。
ぬるま湯に浸りきっている自分にとっては、目指すところも越えるべきハードルも異次元レベルと言わざるを得ない。
本書のメッセージとは違うんだろうけど、そういう人たちの中に身を置くことの大切さを痛感した次第でございます。
以下、メモ。
- 自由なアイデアを育てる。「よいアイデア」はたぶん、すでに誰かが同じことを考えて、すでに実行に移している場合が多いのだが、そんなときに重要なのは「無知」かもしれない。
- 失敗のリスク?最悪、またサラリーマンに戻ればいいのだ。
- 個人保証は必要ない。出資する側もされる側も交渉のテーブルに置くものを持ってやってくる。
- Be First and Fast。正しいことではなく、一番早いことがとても重要なことである。失敗するにしても、早いところ決着をつけたいね。
- 「今日は死にそうに忙しい」とは言わずに「今日はとてつもなくロマンチックだ」といった表現にしてみよう
- ビジネスプランの必須項目
- 1.エグゼクティブサマリー
- 2.ビジョン/ミッションステートメント。
- ビジョンは「すべての人間は新鮮な豆腐を食べるべきだ」といった自分の信じる理想や将来像
- ミッションステートメントは「われわれのインターネット接続型冷蔵庫を普及させることにより、新鮮な豆腐を人類に提供する」といった感じのどうやってビジョンを実現させるかの方法論。
- 3.ビジネスモデル。どうやって収入をえるのか。
- 4.製品戦略。どんな製品をどんなふうに開発するか。
- 5.マーケティングプラン。開発された製品をどうマーケットに持っていくか。
- 6.財務プラン。いつ何にどうお金を使うのか、収入があるならそれも。
- 7.資金集め及び回収プラン
- 8.ファウンダーチーム。チームメンバーの履歴。