大事なことはすべて記録しなさい
- 作者: 鹿田尚樹
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/11/13
- メディア: 単行本
- 購入: 9人 クリック: 100回
- この商品を含むブログ (66件) を見る
私の人生のピークがどこにあるか分かりませんが、もしそれが今日より過去の時点にあって既に忘却の彼方だった、なんてことになったとしても人生の価値が変わることはないのでしょう。
忘れられるから先に進める、ってのも真理だけど、そうは言ってもその気になれば紐解けるぐらいのアーカイブは欲しいかも。というより、人生おりかえしに差し掛かって思うのは、もう少し記録しておけばよかった、ということ。
せめてこれから先のことは、子供の分も含めて少しは記録していこう。ついでに自分のこれまでの人生も、少し思い出して記録していこう。ボケ防止。
余談はさておき、後で役に立てることの出来るように「記録」する手法に関するTIPS(って最近きかない?)集。
表紙の鮮やかさに騙されて購入してしまいましたが、まぁこんなもんかなぁと適当に流し読みしてると、たまに面白いことが書いてあったりする、程度のもんです。特別に新しいことが書いてある訳ではない。
元来記録マニアな著者が「自分は全部記録したから人生うまくいってるぜ、みんなもやってみなよ!」的なノリで書いてるような印象で軽く読めます。
メモ:
- 1日5分、記録を読み直す
- 軽く書かれてるけど、ものすごく大事だと思う。なんか強制的に読み直させるような仕組みつくれないかな。
- ノートも「毎日用」と「勝負用」を使い分ける
- まさか見た目の問題だとは思わなかったけど、言われてみれば確かにそうかも。でもモレスキンだから良いってことはないよね。ただの見栄っ張りにならないようにね。
- ビジュアルでモチベーションをあげる「漫画ノート」
- これはやりたい。でもそんなに漫画よんでないかも&ダラダラ系だとなりたたないかも。
- 名言・金言を記録して、後見人にしてしまおう
- 密かにためこんではいるのですが、そろそろ小出しに使っていこう。
- チェックシートを使って、仕事を記録化する
- 長いこと同じジャンルの仕事をしてるんだから、これはやるべきだ。
- ルール化しておくと習慣になりやすい
- 走ることではなく、記録することを目的にすると習慣化になる、のか?自分自身、実際、鍵につけたRFIDタグで出発と帰宅の記録を取り始めてから鍵を忘れなくなった。逆に、R/Wのない環境では鍵を忘れやすくなったけど、関係ない気がする。
- 4行日記
- そこまで間の抜けたフリは出来ないと思っていたが、やってる人もいるんだね。
- 事実:その日の印象的な出来事を、個人的な意見を入れずに事実のみを書きます。
- 発見:事実から気がついた発見を書き出します。
- 教訓:発見して学んだことを一般化、または普遍化して書きます。
- 宣言:発見と教訓をふまえた自分の理想。否定語を使わず実現しているかのごとく。
- そこまで間の抜けたフリは出来ないと思っていたが、やってる人もいるんだね。
- 名前が分からないときには、「君、名前はなんと言うんだ」と聞き、もちろん相手は「秋山です」と答えますが、「違う、下の名前を聞いているんだ。苗字はもう知っている。」というテクニック。
- 記録することで得られる、6つのメリット
- Remind(再現) 読み返せる、マニュアル化できる
- Evidence(証拠) トラブル回避&実績を示す
- Consider(熟考) 書きながら考えることで、自然深く考える
- Overlook(俯瞰) 続けることで違いが見え、そして速くなる
- Report(伝達) 正しく早く伝えることが出来る
- Datebase(蓄積) 保存・記憶から解放される
ToDo:
- 紙でなきゃできないと思われてるところを何とかしてみる
- 食事の記録は、あくまで記録用に写メしよう
- 4行日記、やってみる?
- 事実:朝余裕をもって起きたはずが、家で朝ご飯たべられなかった
- 発見:起きてから家を出るまでに動きのない無駄な時間が多そうだ
- 教訓:動きのない無駄な時間をなくそう
- 宣言:起きてから家を出るまで、立ちっぱなしで毎日記録更新
- プレゼント(頂き物)を記録する
- RFIDでLifelogの文脈で、記録するべきものを洗い出してみる
- ネガティブな感情を内部に検知したら、書き留めている