人生の100のリスト

ロバート・ハリス

講談社
2004-02-24
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「やりたいこと」として書き出した100のリスト、その中のいくつかを取り上げて、
その根拠ならびに達成状況について記述された書籍でございます。


彼は「自分のやりたいことを明確にする」ためにリストを書き出してるみたいですが、
私もマネしてみたところ、30秒後にはリストすることが目的化していることに気付きました。


もうちょっと若い頃に読んでたら、もうちょっと違う読み方が出来たのかな、
とか思いつつ、今からでもそんな風に読んじゃっても問題ないよな、
なんて自分のスタンスが行ったり来たりするぐらいのインパクト。


羨ましい、というよりは悔しいですね。
したくても出来ないと思われてることを、それなりに実現してしちゃってますもんね。
勿論ご苦労も多いのでしょうけど、ほんと素晴らしいと思います。
基本的には生きてることが前提なのも素敵。


。。。
分かってはいたことですが、
自分のやりたいことって、とても近視眼的だなぁ、と思わされました。


長期的には、こういうことをしたい、とか思っても、
それに向けた行動を開始することが出来ません。


今日はこれがしたい。今週中に片付けたい。3Qの間に何とかしたい。
みたいな感じで、おそらく、せいぜい3年までしか先を見ることが出来ません。


将来やりたいことより、今やりたいことを優先したい。
そんな浅はかな自分を改めて認識することが出来ました。
善し悪しは別としてね。(←ここが大事)


「そのリストに書き記すことで、夢や願望を実現することが出来た」
っていうのは、最近良く聞く話ですね。これは仰るとおり。


でも、私はどちらかというとハプニング待ちの人生です。(いつの間にか!)
計画とか約束とか、破らないまでも曖昧なままにしておいて
当初予測されていた期待効用を大幅に上回る感じでポテンシャルを引き出す。
そんな感じで色んなオポチュニティを見つめ続ける今日この頃、
みなさま如何お過ごしでしょうか。


あと、たぶん私は1人では生きられないので、100のリストみたいなことは
出来ればコラボレーティブにやりたいな、という感じ。


たぶん、そこは貴方と見解が相違する部分なのかな、とも思ってますが。