SIMフリーな通信モジュール HUAWEI E355 (1)

とあるプロジェクトにて検証用に調達。Amazonで6,300円。なかなか面白いというか不思議というか。


基本的にはUSB接続のデータ通信モジュールなんですが、simカード別売り。すなわちsimフリー。


主要スペックはこんな感じ。

  • HSPA+/HSPA/UMTS/WCDMA 2100MHz
  • EDGE/GPRS/GSM 850/900/1800/1900MHz
  • HSPA+ date speeds up to 21.6Mbps
  • HSUPA date speeds up to 5.76Mbps
  • MicroSD Card slot support 32G
  • Data and SMS Service
  • WiFi: IEEE 802.11b/g/n
  • Weight: 40g
  • 90.6 x 28.6 x 12.6mm


とりあえず手持ちのXiなマイクロsimをアダプタかまして差し込んで、ゴニョゴニョやるとちゃんと通信できるようになりました。(もちろんXiには対応してないのでFOMAでの接続ですが)


で、いかにもPCに差して使いそうな形状してますが、実は設定完了後に電源だけ供給してあげると、勝手にWifiのアクセスポイントになってくれるんですね。なんか不思議な感じかするのはアフォーダンス的なアンマッチによるものか?

エネループでもいいけど車のシガーソケットあたりから給電すると、いつでもインターネット接続可能な車内環境を誰でもカンタンに構築できますよね、と。


あ、でもマニュアルが中国語オンリーだし、一部記載通りに動かなかったりするので、この手の設定に不慣れな方は苦労するかも。(備忘録的な設定メモは別途)


とりあえずdtiのワンコインsimあたりを差しておく感じでしょうか。個人的にはNUCな端末と組み合わせて非エンジニアでも構築可能な現場端末あたりにチャレンジしたいなと。