1日10分であらゆる問題がスッキリする「ひとり会議」の教科書 (Sanctuary books)

1日10分であらゆる問題がスッキリする「ひとり会議」の教科書 (Sanctuary books)

1日10分であらゆる問題がスッキリする「ひとり会議」の教科書 (Sanctuary books)


大橋禅太郎さんの「行動力・力」のおまけ対談CDで知ってから密かに憧れている山崎拓巳さんの割と最近の著作。読み物と言うよりはセルフコーチングのためのワークブックなのですが、ところどころズキュンとやられます。


のっけから「やるべき事に囲まれて、やりたい事に手が届かないあなたへ。」ですからね。今日もタスクリスト消化しきれなかった−、なんて帰り道にこんな本があれば、それはやはり買ってしまいますよ。


それにしても「ひとり会議」みたいな素敵なタイトル、どうやったら思いつくんでしょうね。ほんとすごいわ。


薄いようで、アサインされるTodoの量はそこそこあるので、しっかり習慣化されるまでは片時も離さず手元に置いておきたい一冊です。




メモ:

  • 何が悩みなのか、ちゃんと把握できてないから、なんか憂鬱で、なんか気分が下がっているだけ。本当は、問題そのものは、たいした問題ではなくて、問題が引き起こしている、この心の状態が問題なんです。中略たとえ押しつぶされそうなことがあっても、紙の上に書くだけで、安心を手に入れられる訳です。P.77


    • 紙に書き出すってのが、やっぱり大事ですよね。議事録や資料作成などスピード重視なところはパソコンで直接inputでいいと思うけど、クオリティ重視のひとり会議は手書きのほうがいい。指先を意識しながら久しぶりに手書きすると、もうしびれるくらい脳に刺激が行く感じがします。




  • すべての時間に、○○をする時間、○○をする時間と名前をつけていきます。ぼんやりする時間も、ちょっとしたすきまの時間も、名前をつけてスケジュール帳に書き込んでおきます。そして大切なのは、一度名前をつけたらその時間が来るまで、そのことを忘れてしまうことです。P.90


  • 心配してもどうしようもないことのために、どれだけ無駄なリソースを割いていることか。。。忘れるためには、目の前のことに没頭するしかないね。




  • スケジュール帳は、大きなサイズのマンスリー型がおすすめです。「時間」という見えないものを、たっぷり手で触って実感できるからです。頭の中で考えた時間は、概念であり、自在に姿を変え、なかなかうまくとらえることができません。手で触って1ヶ月先、2ヶ月先、そして季節が変わるという具合に感じてください。そして、その1ヶ月の流れを目と心で追いかけます。何度も何度も見返していると、不思議なことに、点が線となり、ストーリーのようなものが見えてきます。ストーリーのあるスケジュールは強いのです。中略。同じように、日常でも「ひたすらがんばる」という考え方はやめて、まずは時間の流れから生まれるストーリーをイメージし、そのストーリーの主人公のような気持ちで行動していきましょう。P.97


    • 今この時に集中することと、時にそんな自分を俯瞰することと、バランスとるのが難しいと見せかけて、実はどちらも無意識/無関心でただ流されてるだけの日常がほとんどかな。もったいない。




  • 無意識はかたときも休むことなく、思ったことを完璧に実現しています。変わりたいと口では言っても、無意識は「変わりたくない」と思っています。「今の自分」が大好きだからです。今のあなた以上にも、以下にもなりたくない。とにかく現状を維持したい。そこがもっとも心地よい、安心感のあるところだからです。P.133


    • 日々の振り返りの中で、これは無意識のなせる業、ってのをリストアップ。




  • 自分らしさが変わったとたん、必要な方法もお金も人もアイデアも、もともと自分の手元にあったんだと言うことに気づきます。中略。自分らしさを書き換えるにはどうするか?P.143

1.ぶっ飛んだ夢を持つ
2.あこがれの群れに飛び込む
3.すでにうまくったふりをして生きる




おすすめの質問P.149
1.子供の頃、何が好きだったか?
2.制限がないなら、どんな将来をのぞむか?
3.自分が一番輝いていたのはいつか?
4.人生で一番辛かったとき、どうやって立ち直ったか?
5.知らない人が30人いる。彼らと打ち解けていく過程で、あなたは彼らに何をしてあげたいか?
6.自分の得意なことは何か?自分の苦手なことは何か?
7.誰に手伝ってもらうといいですか?
8.死ぬとき、何を後悔するか?
9.今、あなたがあいたい人は誰か?
10.人生で夢を叶えたのはいつか?
11.
12.目標は何か、何が上手くいっているのか、何が上手くいっていないのか、だから何をすべきなのか、これらの質問により手に入れたものは何か?
13.一瞬にして今の状況を変えるにはどうしたらいいか?



  • リスクを恐れるのは利益を恐れることです。リスクをとらないと利益は生まれないからです。P175




  • 5種類のひとり会議

1.テーマ会議
2.問題対策会議
3.フリー会議
4.スケジュール会議
5.情報収集会議
6.月に1度、ひとり会議デラックス