指紋が溶けるほど。

某案件の導入作業で、先週の日曜から大阪府某市に滞在してます。


アンテナ内蔵書架を1日に5〜6ラック、ひたすら納品設置しつづける訳ですが、まぁ疲れます。


棚板とかついてないラックを4tロングのトラックから降ろして、開梱したら位置決めしてハンマードリルなんかを使ってアンカー処理。


横では同時並行で棚板+遮蔽板+アンテナの組み立て作業。電動ドライバが使えればラクだけど、開館中の作業の場合は大きい音を出せないため手動ドライバーで頑張るしかない。


って、あんまり細かいこと書けないけど、もう完全にガテン系ですね。仕様がうまくないもんだから、労働力でカバーするしかないわけです。


で、自分は外注管理でも現場監督でもなく、単なる作業者として現場業務に従事するわけです。握力が無くなるどころか、気づけば指紋が見えなくなってました。


なんで営業が、、、とか言いっこなしです。なにしろ会社として初めてのプロジェクトだし、そもそも他社で受けられるような仕事でもないし、まさにノウハウの宝庫なわけですから。


いや、もちろんそれは建前で、本音は単なるリソース不足。


無い知恵を絞って日々頑張りました。なにしろ、前回(1月の納品)作業時と同じ工期で三倍のoutputをコミットしてるもんだから、高度な作業計画の立案は当たり前として、気合と根性も必需品でした。


多少の積み残しはあるけど他責事項につき無問題。ディスカッションなのかイガミアイなのか分からない部分も多々ありましたが、結果が全てという意味では、いちおう合格点でしょうか。


それにしても、、救いようもなく自分と合わない人ってのはやっぱりいるんですね。そういう方を使いこなせないのは自分の不徳の致すところかもしれないけど、どこの組織にも一定の割合で存在するダメな子ってのは、そこそこの規模の組織ならまだしも、うちのような零細企業の場合は面倒みきれない、というか競争力の源泉を脅かすといわざるを得ない。


新卒とかならいいけど、自分の父親程度の年齢となるともう手の施しようがない頑固さなのね。腕前が足りないとか作業スピードが遅いだけならいいけど、コミュニケーション能力の問題は本当に致命的。


残念だけど、やっぱり一緒にはやっていけないよ。変な我慢をしなきゃいけないぐらいなら、自分は今日にだって辞職願だしまっせ。