一言変えるだけで!もっと人に好かれる話し方
- 作者: 和田裕美
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2009/10/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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どこで聞いたか忘れたけど、和田さんの「声」が気になっていました。
「顔」も「話す内容」も覚えていないのに、「声」だけが気になっていました。
天性のコミュニケーション能力を持っているか、そんなものが必要ないほどの圧倒的な才能を持っているか、どちらでもない場合には、やはり相手からどのように見えているかを、もう少し気にしたほうがよいんでしょうね。さすがに私も、それくらいは分かってきました。もっと早く気付くべきだった。。。
そんなこんなで「芸風変える!」というのが最近の重点課題なんだけど、自分がつくっている空気を変えるために、やはり話し方を意識するのはとても大事なわけです。
そして、それはテクニカルな話というよりは自分の立ち位置とか心構えの話なんですよね。そもそもコミュニケーション(言葉を使うこと)の目的は相手を幸せにする、ということなのだから、みたいな話。
どちらかというと、人に嫌われたくないとか、人に怒られたくないとか、失敗したくない、みたいなモチベーションがバックグラウンドにありそうな自分の話し方。今なら軌道修正だって余裕で間に合うことでしょう。
ToDo:
- いくつか思い当たる自分の悪いコミュニケーションスタイルをリストアップして、その発生原因を考えてみること。
- 下記のメモからチェックリストを生成し、周期的に反省会してみる。(毎週の読書会の中でとか)
以下、メモ:
- 相手に不快感を与える空気を出している人
- 落ち込んでいる人
- 怒っている人
- イライラしている人
- 焦っている人
- 退屈している人
- やる気のない人、など
- 相手に好感を与える空気を出している人
- 喜んでいる人
- わくわくしている人
- 活気のある人
- 熱中している人
- 落ち着いている人
- 楽しんでいる人、など
- 心からの感謝は相手に伝わる
- お礼は一回言えば「礼儀」は果たしたと思いこんでいたり、自分が正しい人間と思われるために「ありがとう」と言う人がいますが、本当に感謝して言う「ありがとう」とは、ちょっと伝わり方が違います。
- 自分が恥をかくことを恐れて言葉が出ないのは、自分のために話そうとしているからです。自分が話す立場になったら「心をこめて話す」と決心することが、一番大事なのです。
- 言いたい気持ちはぐっと堪える
- 見えない言葉、言葉に隠れた言葉は、敏感な人であればすぐに見えてしまうのです。よけいなひと言で、いろいろなものを失ってしまうのは、一瞬のスカッとする気持ちの代償としては大きすぎると思いませんか?
- 相手にとって耳の痛い話は、マイナスワードにならないような配慮とともに。
- 自分の言葉は、相手を幸せにしているか、自分の言葉は、相手を理解したい表現があるか(質問など)
- 思っている気持は三倍にして表現する
- 自分が3表現したら、相手に1伝わるというくらいに思うこと
- 正しいことを伝えようが、こちらが明らかに正しかろうが、相手が自分を受け入れてくれなかったら当然、その人は、私の言葉など、すべて「NO」なのです。自分が素直になれない相手の意見や言葉は、どんなにそれが正しいことであろうとも、全部「NO」なのです。感情が「NO」だからです。
- 出会えた喜びを表現すること
- 印象のいい人になるためには、会った瞬間に「ずっと会いたくて会えなかった友人に、道でばったり出会った時のように感動して、嬉しそうにあいさつしよう